サマソニ2018感想

もう3か月前だけど、何とか年内に書けた。

f:id:stsypinmiri:20181102153437j:plain

 

Tame Impala

www.youtube.com

 

一番の目的であり、今一番見たかったバンド。

世界的に見ても今最も旬なバンドと言っても過言では無いと思う。(そろそろ新作を)

海外だとヘッドライナーでもおかしくなくて、サマソニでも準ヘッド位に来るかなと思ってたけど、3番目に大きいSONIC STAGEのトリ。おかげで近くで見れたけど、もっと壮大な感じも見てみたかった。

演奏はもちろんステージ演出も凄かった。

 

Friendry Fires

 

www.youtube.com

 

自分がダンスやエレクトロ系を聴くきっかけになったバンド。

今年まで活動休止状態だったけど、その分復活ライブって感じでセトリがベストな内容だった。(上に貼ってるのとほぼ同じ)

ノエル見に行くから途中で抜けたけど、それでも十分良かった。

 

Tom Misch

www.youtube.com

 

 今年発売のアルバム『Geography』が話題になってる。

同い年とは思えない落ち着き。もう自分の音楽を確立してる。ギター聴いただけでTom Mischって分かるもんな。

 

浜辺のステージで夕陽が沈む頃ですごくいい雰囲気だった。 

タトゥー入れた長髪ピアス男や金髪のへそ出しギャルみたいなのが結構いて、どこでTom Mischを聴いているんだと思った。そういう人たちが意外に良い音楽聴いてるんだな。

 

Noel Gallagher's High Flying Birds

www.youtube.com

 

Tame Impalaが始まるからマリンスタジアムから出ようとしていたらLittle By Littleのイントロが流れ始めて、からのWhateverでやばかった。おかげでその後Tame Impalaへはダッシュして2分前に着いた。

 

 

Petit Biscuit

www.youtube.com

 

フランス出身のプロデューサー/DJ。代表曲“Sunset Lover”の再生回数が凄い。やっぱり世界的にはクラブミュージックが流行るんだな。

 

 

Rex Orange County

www.youtube.com

 

AdeleやThe Kooksを輩出したブリットスクール出身。

1998年生まれ、わか。

(ちなみにPetit Biscuitは1999年生まれ、やば)

 

キーボードを弾くセッションとギターを弾くセッションが分かれていて、正直そこまで曲は聴いたこと無かったけど、見ていて飽きなかった。

途中2回ぐらいキーボードの音が鳴らなくなるトラブルがあり、最後にPAに向けて不満げなジェスチャーをしていたのが印象的だった。

 

あと、The CharlatansとThundercatとBeckを見ました。 

 

少し前までフジロックにすごい行きたかったけど、サマソニが利便が良いし、アイドルとかいろんなアーティストが出るしサマソニで十分満足だと思った。ただフジロックもできるだけ早めに、一度は行っておきたい。

 

きのこ帝国

 

 

周りに割と好きな人が多いきのこ帝国

新譜も発売されたので書きます。


 f:id:stsypinmiri:20181101223810j:plain


佐藤千亜妃さんの好きなアーティストがシューゲイザー、ポストロック、バンプの時点で自分が好きじゃないわけないですね。

 

www.youtube.com

ただ最初はフェイクワールドワンダーランドが発売されて少ししたくらいから“東京”と“クロノスタシス”は聴いたことあったけど、“東京”が少し売れ線って感じがしてそれ以上は聴かなかった。“東京”今は普通に好きだし、最後のギターソロは弾いてて気持ち良すぎです。


それから1年くらい経った2年生の終わりの春休みにクロノスタシスが頭から離れなくてフェイクワールドワンダーランドを聞き返したらすごいハマって、大体長期休み期間は昼夜逆転になるんだけど、朝方に原付乗って牛丼屋やスーパーに行くときに聞いてた思い出があります。残念ながらビール苦手なんで350mlの缶ビールは買ってないです。

 

www.youtube.com

一番好きかな。コピーしてみて一番良かったかな。


きのこ帝国のコピーは8割音作りです。


最近ギターのあーちゃんがブログでフェイクワールドワンダーランドの機材紹介してたの知って、確かに“ラストデイ”なんかはコーラスとかでもっと空間系の工夫をすべきだったな。

 

www.youtube.com


そしてニューアルバム『タイム・ラプス』

感想としてはストレートなバンドサウンドが多くて、全体的に聞きやすいと思いました。佐藤さんもポップな曲を好むようになったとおっしゃってますね。初期のような音を望む人もいるけど、あれは若さからできたものであって、今のきのこ帝国に望むものでは無いと思います。あと少し癖のあるやりたいことはソロの方でやるようにしてると思う。

 

ただファジーなギターソロは健在で、5年後ぐらいには、原点回帰してゴリゴリのシューゲとかやってるんじゃないかと少し期待してる。

 

若い女優やアイドルが好きな曲を聞かれて“クロノスタシス”って答えるの正解だと思う。

 

欅坂46

 

誘っていただき参加することになりました。

やっぱり最初は彼女達について書かせていただきます。

誘われたときにも「欅とか書きまくって」と言われたので遠慮せずに最初から

 

f:id:stsypinmiri:20180911200535j:plain

 

小学生5年生くらいの時にバンプを好きになってから、一応音楽好きを語らせてもらってきたんですけど、そこまでどおっぷりハマれるアーティストってあまりいなくって、約10年経ってやっとバンプに匹敵するぐらい好きなアーティストができたなと。ちなみにとーやま校長はミッシェルと並べてました。曲を聴いて全部の曲名を言えるのはバンプと欅坂だけだと思う(もしかしたらでんぱ組もいけるかも…)。

前から結構気になってたんですけど、皆全部の曲名を言えるアーティストってどのくらいいるんでしょうか?

 

 

www.youtube.com

1億再生いきましたね。

 

 良くも悪くも欅を象徴する曲。Radioheadで言う“Creep”ですよ、本当に。

 

PVが渋谷再開発の工事現場で撮影され、若者の街である渋谷が変わりゆく様子と、子供から大人へと変化していく中で大人や社会へ反抗する気持ちを持つ少女の気持ちを重ね合わせています。そりゃあ若者の共感を得るのも納得。さすが秋元康

 

 先日はこんな記事も

現役女子大生が選ぶ平成アイドル 1位はやっぱり?それとも驚き? - グノシー

モー娘やAKBを抑えての1位は本当に凄くないですか。30代以上が入ってきたら分からないし、グループで言ったら社会現象にもなったモー娘やAKBには敵わないけど、この曲は客観的にもそれ程の価値はあると思います。

話逸れるけど、中3の時クラスでの自己紹介で好きなAKBメンバー言っていったの凄いな。あれが社会現象か。あと姉ちゃんと峯岸みなみは小学生の頃友達でした。

 

www.youtube.com

欅で初めて好きになった曲

ハマる前からバイト先の有線で流れてて気になって何回かYouTubeでPVも見てた。

ただあまり人気が無くて表題曲の中で一番再生回数が少ない。確かにポエトリーの癖強いけど、サビのメロディーは一般受けしそうなんだけど…。だけどやっぱり他の表題に比べたら、全体的に音は軽くてインディー感はある(から自分は好き)。

 

www.youtube.com

個人的に一番好きな曲です。

PVで言ったら今のところこの世で一番好きかもしれません。

最初はそんなに好きじゃなかった。サビで曲名を繰り返す系の曲が好きじゃない。

Aメロ~Bメロ~サビの流れが完璧。

先日撮影地(聖地)にも行って来ました。

 

 

一応好きな曲TOP3を書いたんですけど、1st~3rdですね。まあここまでが強すぎます。人によっては“不協和音”まで入るけど。デビュー前からこの3~4曲は決まってたと思います。

 

正直最近はシングル毎にコンセプトがしっかりしてて、大衆受けはすると思うけど、逆にコンセプトに沿いすぎて面白味が無くなってる。ただその代わりに(?)カップリングは結構面白いから、また記事書くかもしれません。

 

サイレントマジョリティーを超えるはほぼ無理だろうけど匹敵する、最低でも二人セゾンを超える曲が無いと……最近は薄々ファンたちも感じてると思います。遅くとも10枚目までは“二人セゾン級”の曲が無いと。信じて待ってます。

 

一時期、秋元康東京オリンピックの開会式で歌わせるために結成したと言われていて自分もあり得ると思っていたんですが、さすがに演出家から秋元康は外れ、無さそうですね。当然批判の方が圧倒的だったんですけど、アイドルは日本特有の音楽文化だから決して間違った事ではないと思うんですけどね。

 

www.youtube.com

 

あと、書こうか迷ったんですけど、最後に彼女たちのメディアでの態度について。

冠番組『欅って書けない?』でも良く静かと言われているし、外仕事でも声が小さかったりやる気が無いと見られている。

努力せずに売れてしまうとこうなるんだと見ることもできるけど、彼女たちも音楽が一気に売れてしまって戸惑ってる被害者だと思う。音楽の力すごい。

あと現代の若者を象徴してるんじゃないですか。身内同士ではすごく元気でも表では静か。不安の多い社会に対しては大きく自分を出さない。阪神淡路大震災以降に生まれ、東日本大震災以降高校に入学した自分等以下の世代。乃木坂は自分の姉ちゃん達の世代でもう少し頑張ってるイメージある。

まあ個人的に内気な女の子が好きだし、いい音楽出してくれたら大丈夫!

 

 

青春時代に(ぎりぎり学生)リアルタイムでしかも同世代でこんなにハマれるアーティストがいて本当に良かった。

 

Panteraいかがすか~

Qにいてよかったのは...

知らなかった音楽を勧めてくれる友達がたくさんいた事だなーと思うので、このブログ書いてくれてる人きっかけで好きになったバンドについて書く感じで行きたいと思います~

 

第一弾、Pantera!!

f:id:carpaccio-tt:20180915232042p:plain

続きを読む

Stevie Wonderと嗅覚

 

どうも、gumingumiです。

先日、口座から引き落としたはずの5000円が、電車から降りると消えていました。もしやしきりに金欠であることを友人に訴えていた、あの隣に座っていたJKが...私が眠りに落ちている隙に...

 

さて、この前のhuenium氏の「祈り」についての記事、VOCALOID ─祈り編─ - Qnohitoは私にとって大変興味深いものであった。私が最近讃美歌に惹かれているのも、無意識に祈りを求めているからなのかもしれない…

それを受けというのもなんだが、今回私はまた違った音楽の要素、「匂い」 について書いてみようと思う。あれは2018年8月16日のことであった...

 

 起床。

私は最近始めた日課のラジオ体操に取り掛かる。それが済むと私は散歩のためにドアを開け、外に出る。

その瞬間、風が吹き抜け私は思わずハッとし、顔をあげる。

秋だ…。

途方に暮れると同時に脳裏に一つの作品が浮かんだ。

Stevie WonderInnervisionsだ。

f:id:gumingumi48:20180909143716j:plain

 

これはその中の一曲だ。枯葉舞う歩道を歩く1人の男。風になびくコート。そんなイメージが浮かぶ。

 

youtu.be

秋の風のように吹き抜けるシンセの旋律が印象的な名曲Golden Lady。

 www.youtube.com

 

アルバム通しての流れも素晴らしいので、是非一度聴いていただきたい。

 

細野晴臣氏と鈴木惣一郎氏の対談を収録した書籍「分福茶釜」で、細野氏はこのように語っている。

 

あるとき、スティービー・ワンダーが大事故を起こして、大けがをして、それで嗅覚をなくしちゃったっていうんだよ。そうしたらそこから音楽に微妙な変化が起こった。文字通り匂いがなくなったような気がしたんだ。表面的には変わってないんだけど、何かが違った。音楽は視覚よりも嗅覚になにか深く関係がある。

 

1973年8月3日に傑作Innervisionsを世に送り出したStevie Wonderはその3日後、友人の運転する車に同乗し交通事故に遭い、意識不明の重体に陥る。この事故の後遺症で、一時味覚と嗅覚を失ったのだという。

その後のリハビリで"ほぼ"完全に復活したようであるし、彼の音楽の微妙な変化が、一時的に嗅覚を失ったのと関係があるかどうかは定かではないが、興味をそそられる話である。

 

Stevie Wonderは事故後も数多くの素晴らしい作品を残している。しかし、私が秋の風を感じたときに自然と思い出すのは、この作品だけなのだ。ほかには無いこの作品特有のもの、それは細野氏の言うように、匂いなのであろうか。

 

音楽から漂う匂い…

意識して聴いてみるのも面白いかもしれない。

 

 

 

ボカロで考えている事①

こんにちはイエロー(mymyonpu)です。

話題ダブりごめんなさい。vocaloidについて話させて頂きます。

自分にとってボカロは本当に大きいテーマなので定期的に語り散らかせてもらいます。

 

私が思うボカロの良さは沢山ありますが、今回はhueniumの記事に触発されて「ボカロに命が無い事」について、自分の考えている事を書きたいと思います。

 

ボカロにより曲の自由度が上がるんじゃないかと最近考えています。

人に歌を披露するとき、「自分の声が良く聴こえる」ように意識して歌う事は普通の事だと思いますが、

この意識と自我が過剰に見え隠れしていると音楽全体を聴くと邪魔に感じてしまう時があります。

 

また曲に対する愛を持って心を込めて歌って、聴き手にびしびし感情を伝える事はとても良い事のように思えますが、

聴いていると「自分は音楽を好き勝手に楽しみたいだけなのにこんなにメッセージを押し付けられても」となるときがあります。

(実際人の心のこもった歌に感動する事は沢山あるし私が人間嫌いなのかと勘違いしないでください)

 

また人間の歌は単純に、音域等の制限で作曲者自身表現したいもの100%の表現が歌で出来ないかもしれません。

つまり人間の歌が入ると曲の自由度が下がると考えています。これは良い事でも悪い事でもあります。

 

ボカロは自我が無く(実際はボカロ調声の際に人間側の自我が隠れているのですが)、

音域と歌い方も自由度が高いので作曲活動の可能性が広がっているのではないかと思います。

聴衆側としても、歌手の自我を押し付けられないまま曲を楽しめます。

歌詞に含まれる作詞者の自我はボカロの陰に潜んでいるため、過激な歌詞でも聴きやすい事もボカロ曲の特徴です。

 

「歌で自由度減るのならインストでええやん」ってなるかもしれません。

実際私は音ゲーのインスト曲聞く事がブームです。音ゲー曲に関してはボカロよりも更に知識は浅いですが、いつか話したいです。

以下の意見は性癖というかそういうのがあるし反対意見が多そうなんですが、

自分はアイドルがかっこよく歌って踊ってるのを見て、

「ある程度指定されたパフォーマンスをキメキメで行う事に対する、偶像としてのちょっと情けなさ」を感じて興奮するんです。他にも理由沢山ありますけど。

 

ここまでボカロの命が無いゆえに曲の自由度が高い事、について書きました。

しかしこれから、ちょっと別視点を加えます。

ボカロは無機物で命がありません。ただ生きてない保証はない気がするんです。

命が無い事で、逆に「ボーカロイドは生きているのではないか」というか、可能性を永遠に持ち続ける妄想を永遠に抱けるんです。

無いものって逆に有るように仮定しちゃう時ありませんか。

 

初音ミクが生きていて意志を持っているような歌は初音ミク達のライブ:マジカルミライで多く聞くことが出来ます。

実際、ライブでは初音ミクが生きているように感じました。

 

以上のように、ボカロについていろんな雑多な事を考えました。

「ボカロにより魅力が更に引き立てられてるなあ」と思う曲をとりあえず3種類並べます。

①人間の自我をボカロフィルターにかけた曲

その中で今回紹介する曲は

くらげP「キライ・キライ・ジガヒダイ !」 

 

自我自我な歌詞がボカロを通せばまろやかになります。

音街ウナが歌っているのですが、すごくタイプな声です。

思春期の幼さを皮肉ってる感じなのでウナのロリ声が似合います。

 

②ボカロが意志を持っていて語りかけるような曲

ボカロPがボカロの意志を勝手に想像して歌わせてるんですけどね!

その中で紹介する曲は

ヤスオ「えれくとりっく・えんじぇう」

 

ミクとマスターの関係をミクの一人称で。ボカロのための曲。

ミクがそこにいる、と感じられる曲です。

 

リンレンカバー

脳溶けるほど可愛い。

 

③自我がどこにあるのかよく分からない曲

ATOLS「ゾンビメイカー」

ボカロが曲を制約しないからこその曲だと思います。

どっかの方向にテンションめっちゃ上がる。

 

まとまりなく書き散らしました。また書きます。

抱きしめて銀河のはてまで

抱きしめて銀河のはてまで

 

こんにちは、妖精です。

かなり濃い作成者達の中に放り込まれてしまい、そこまでマニアックな趣味をしているわけではない僕はオロオロしていますが、先輩に半強制的にブログ作成者に追加されたので書いていきたいと思います。

 

f:id:amy711-motley:20180905213207j:plain

 

 

最近少し暇があったので普段アニメはほぼ見ないんですが、マクロスF(フロンティア)を見ました(マクロスΔも見て現在マクロス7見ています)。歌と戦闘機が近未来の広い宇宙を舞台に三角関係を織り交ぜつついろいろするアニメみたいです。たくさん歌が登場するんですが、とくにランカちゃんの星間飛行、よかったです。超時空シンデレラみが高かった。

 

 

 


マクロスF 挿入歌(EP12) 星間飛行 (高画質)

 

ランカちゃ~~~~ん。まあここまでが今回の導入です。ということで今回は、

宇宙

を彷彿させる甘美な洋楽たち(メジャーだけど)を紹介します。

 

 

Electric Light Orchestra

 

通称"ELO"。Jeff Lynne(ジェフ・リン)を中心としたイングランドのロックバンド。ロックとオーケストラを融合させたようなサウンドが特徴。「ELO」って書かれた宇宙船が描かれたジャケが多いのも特徴。ELOとしての活動は1970年~1986年くらいまでみたい。今はジェフ・リンがJeff Lynne's ELOってかたちでソロ活動しています。

 

僕がこのバンドに出会ったのは自分の好きな音楽を車で流して自分に聴かせていた父親のおかげなんですが、多分小学5年くらいのころだったと思います。ベスト盤を聴かせてくれてくれて気に入って昔の白黒画面のウォークマンに入れて聴いていました。

おそらく日本で最も有名なのが、2005年の伊藤淳史が主役してた電車男ってドラマ(僕は全く見ていませんでした)のオープニング曲になっていた#Twilightという曲。

 


E.L.O. - Twilight

 

Timeという割とELO後期のアルバムに収録されている曲。ジェフ・リンはかなりのThe Beatlesオタクらしく(父親談)、確かに曲の局所局所にThe Beatlesのような展開やフレーズがわかるのも聴いてて面白いポイントだと思います(この曲はそんなにないけど)。エレクトロニクスの要素・オーケストラ要素と重厚なコーラス、ジェフの透き通るようで力のあるヴォーカルがとても魅力的な一曲。4分もないのに聴くだけで小宇宙を旅しているかのようなイメージを頭に植え付けてくれます。他にもMr.BlueskyとかEvil WomanとかTelephone Lineとかすごく綺麗な曲が多い。ぜひ聴いてね。

 

※ジェフ・リンがBob DylanGeorge HarrisonTom PettyRoy Orbisonとやっていた覆面バンド、Traveling Wilburys

 

 


The Traveling Wilburys - Handle With Care

 

 

②Boston

"天才"Tom Scholz(トム・ショルツ)を中心とした(というかほとんど彼のソロプロジェクトと言っても過言ではない)アメリカのバンド。8年おきにしかアルバムを出さないことはあまりにも有名。アルバムのジャケに宇宙船が必ず出てくるのが特徴。天才というのは音楽面ではもちろんのこと(アルバム作成においてヴォーカル以外の殆どを自分で演奏・ミックスしている)、MITを卒業しているなど頭もいい。このバンドも父親に教えてもらいました。デビューアルバムの邦題が『幻想飛行』となっていて、まあこれだけでも聴けば宇宙に旅できることは想像つくだろう。

ヴォーカルをたくさん重ねて曲に厚みを持たせていて、曲のギターソロは大体ツインでハモりになっていてだいたい曲のメインのメロディから外れない素直な(言い換えれば簡単な)ソロが入るのがトム・ショルツの書く曲の特徴だと思います。洋楽よくわかんないな~って人もとっつきやすいバンドです。

 

代表曲はやはり#More Than Felling(邦題は『宇宙の彼方へ』)だと思う。

 


Boston - More Than A Feeling

 

1976年の曲とは思えないほどミックスが綺麗。ツインギターソロのメロディラインも素敵な一曲です。直訳すれば「感覚を超えたもの」ってなるんだけど、まさしく感覚を超えて直接心に響く曲になっていると思います。聴けばわかる。というかわかって。

 

個人的に好きなのは僕がカラオケで絶対歌う#Amandaという曲です。3rdアルバムのThird Stageに収録されているバラードで、とても歌詞もわかりやすく(カラオケで歌ってて恥ずかしいくらい)透明感のある完成度の高い曲です。

 

 


Boston - Amanda

 

 

Bostonなかなか日本来てくれなくて前回来日したのが僕の大学受験の年で泣く泣く諦めたので次の来日を楽しみにしています。

 

 

Enigma

 

Enigmaエニグマはドイツの、バンドというか音楽プロジェクトってかんじ。ヒーリングミュージックに近いのかも。僕もエニグマに関しては詳しくは知らないんだけど、Michael Cretu(マイケル・クレトゥ)という人が中心みたい。#Hello Mr.Monkeyとかで有名なArabesqueっていうディスコミュージックグループのシンガーだったSandra Ann Lauerのプロデュースをしていたことで有名らしい(知らんがな)。ちなみに#Hello Mr.Monkeyはこれね。

 


Arabesque - Hello Mr. Monkey (1977)

 

 

それはともかくエニグマですが、1stアルバムしか聴いていない.....けどいい。1stアルバムはMCMXC a.D.(読めない)(邦題は『サッドネス・永遠の謎』)で、民族音楽グレゴリオ聖歌がエレクトロニクスと融合した音楽となっている。「宇宙を旅する」というか「宇宙を彷徨う」って感じ。全体的に耳にやさしくミステリアスな感じがすごくよい。

 

こんな感じ


Principles of Lust (Complete) - Enigma

 

日本での知名度は高くない。多分。気に入ったら聴いてみてください~

 

 

 

 

疲れたので今日はこれまで。

聴いてみんな宇宙に行った気分になれたね!!!

 

 

 

おわり