悲しい!2018年に解散を発表したアイドル~アイドル戦国時代の終焉~

今年多くのアイドルが解散を発表しました。その中で3グループを自分が好きだった曲と共に紹介したいと思います。

 

ベイビーレイズJAPAN

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2012年結成。激しめの曲が多く、ロックフェスにも出演していて、ロック好きのファンが多いです。歌がかなり上手く、センターの林愛夏劇団四季の『ライオンキング』で100代目ヤングラナ(ヒロイン)役でした。ある程度人気はあって武道館でライブやってます。ただ、これ以上の人気が出るかと言われたら正直厳しい感じでしたね。

 

解散も本人たちで話し合って決めたようですし、一人一人のスペックは高いので、林愛夏は歌手として、傳谷英里香はモデルとしてなど今後それぞれの道でやっていくことを選んだんだと思います。

 

・アイドルネッサンス

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2014年結成。しばらくはJポップやJロックの曲をカバーしていたが、2017年に小出祐介作詞・作曲で初のオリジナル曲そしてミニアルバムを発表。Base Ball Bear感強めですが、元々歌の上手さには評判があり、アイドル界では話題になっていました。やっと真のアイドルネッサンスがスタートしたと。やっぱりアイドルはいろいろな作曲者の曲をやるより、Perfume中田ヤスタカももクロヒャダインみたいに1人の作曲者を軸にやると良くなるよな。他にもでんぱ組の有名曲の作曲者が玉屋2060%だったり、乃木坂は杉山勝彦だったり。

ですが、そこから1年も経たずに解散。これにはさすがに批判が多いですね。これからだったのに。

その後すぐに中心メンバーだった石野理子がバンド赤い公園のボーカルとして加入しました。元々決まっていたようで印象良くないですね。 

 

・つりビット

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2013年結成。去年出したアルバム『Blue Ocean Fishing Crruise』がとても良く、ドルオタ界はもちろん、一部それ以外にも評価されていました。正直、曲以外の情報は知らないです。名前の通り“釣り”をコンセプトにしていて、釣りイベント等もやっていたようですが…。たしかに海関係の曲は多い。

 

この他にもPASSPO☆、Cheeky Paradeなどのそこそこ有名なアイドルグループが今年解散しています。

 

 ~アイドル戦国時代の終焉~

2010年以降のアイドル戦国時代が終わりを迎えています。

やっぱり秋元財閥の影響でしょうね。アイドルになりたい子はそこのオーディションを受けるでしょうし、見てる方も安心して見れます。最近は自分も安心を求めてしまっています。

 

ただ、秋元一強になってしまうのはやはり面白くありません

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でんぱ組は最上もがが脱退し、夢眠ねむも引退を発表していますが、妹グループの虹コンとベボガ!から、人気メンバーの根本凪鹿目凛を加入させました。秋元Gの1期生・2期生や研究生のように、メンバーを入れ替えながら人気を保っていく形にしているのでしょう(しかし、その後ベボガ!が解散)。総力戦です。

 

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あとは最近は楽曲派と呼ばれる、曲に力を入れるアイドルが増えてきました。照井順政(ハイスイノナサ)がプロデュースするsora tob sakanaナンバガ相対性理論などを発掘した加茂啓太郎がプロデュースするフィロソフィーのダンス、新曲を沖井礼二(Cymbals)が作曲したRYUTistなど。サブスクの発展もあり、オタクじゃなくてもこういう曲は聴く音楽通も増えていると思います(自分もそういう路線でいきたい)。ただ上に挙げた解散する3グループも楽曲派と呼ばれていたので、やはり売れないと(オタクが貢がないと)解散してしまうという現実は厳しいです。

 

偏に解散や秋元康が良いとか悪いとか言うことはできませんが、アイドル戦国時代が終わり、アイドル界が変化の時を迎えているようです。指原莉乃の卒業や韓国系の台頭もあります。今後、元号の変化とともにアイドル界がどうなっていくのか一音楽好きとして見ていきたいと思います。