バンドでデキる! えっちなげーむ曲10選
★バンドでデキる! えっちなげーむ曲★
hueniumです。
TwitterのID名でもあるこのHNですが、全く意味はなく語呂でつけました。
僕が新元素を発見した際にはこの名前を付けたいという思いはある。
さて、タイトルの通りである。
思えば僕がこのブログに誘われる際に付された条件と言えば、「音楽ネタであればなんでもオッケー」という簡素なものだった。そこを拡大解釈して自分の趣味(例えば年齢制限のあるPCゲーム)の話をしたいがために音楽ネタをこじつけやがったと邪推されてしまえば、それは悲しいことだけれど、まあ半分はその通りである。慙愧に堪えない。
この記事は、既にえっちなげーむとかが好きなバンドマン(バンドガール)に、「こ、ここらへんとか、コピバンしたらた、楽しいんじゃないですかね、へ、へへ……」と枕元に立つための文章であって、啓蒙を目的としていない。それでも、えっちなげーむに興味がない人でも、一曲ぐらい刺さってくれると嬉しい。
バンドでやれる、という括りも、そりゃなんでもやろうと思えばやれんことはないだろう、というお話ではあるが、常識的に所謂バンドサウンドで、あとキーボはなくてもいけるか、あっても一台で済むような曲を対象とした。
あともちろん、演奏して楽しそうな曲。明るく、楽しく、少し切ない。
そして僕が好きな曲。
では。
①空気力学少女と少年の詩
有名も有名、作品『素晴らしき日々~不連続存在~』とともに高い評価を得ている曲である。
僕も一度だけバンドでコピーしたのだけれど、あの感動は学生時代の思い出の中でも有数だった。
疾走感のあるギターから始まるこの曲だが、独特の浮遊感は哀愁も漂わせる。
大好きな曲なので一つ目にあげたが、曲自体はやや難しい。おそらくベースが一番しんどい。ギターは耳コピがしんどい。
作曲者の松本文紀は、もともとはニコニコの演奏動画投稿者だった。名義はszak。ナンバガ大好き女装っ子でもあった。確かに彼の曲からは、NUMBERGIRLの空気を感じることができる。今はもう見ることはできないが、「Radioheadのoptimisticをナンバーガール風に演奏してみた(Vo.初音ミク)」動画は、タイトルからして既に面白いが、端的に言って最高だった。
個人的にこの人の曲で一番好きなのはさくらとことりで、非常に救済度が高いうえにバンドサウンドではあるが、こちらはギターのコピーに骨が折れそう。
「空気力学のおまじないです」
「空気力学って……えっと……流体力学だよね」
「違いますよ……空気力学はもっと精神的な力学です……」
「あはは……精神的な力学……ですか……」
②カラフル
僕が最も好きなえっちなげーむ歌手、Ducaの曲の中で、割とマイナーな曲。
Ducaで好きな曲でいえば、咽かえるほどの救済度を誇る現代社会を生き残るうえでマストリスンなアイの庭や、shade作曲の滾るSquare of the moonなど挙げ切れない程にある。アイの庭を聴き頬を濡らした夜は一度や二度ではない。ただ、バンドでやることを考えれば、クソみたいな音のギターをゴォーとやっているこの曲なんて楽しそうだなァと夢を見たんだ。
あとは素直な王道青春ロックといった趣の、アマオトなんかは非常にコピーしやすいだろう。というかカラフルよりもこちらを好きな人の方が多いと思う。もうすぐ夏が来るね。
馬鹿みたいに笑い転げた青春。こんなにも底抜けに明るいのに、一方、切なさで胸がいっぱいになるのは、心のどこかでそんな時代の夕暮れを予期しているからだ。
言わずと知れた、バンド系エロゲーブランド、OVERDRIVE(の、前身ブランド)作品である。最近クラウドファウンディングで1億3千万円を叩き出して話題になっていたね。
OVERDRIVEの曲は基本バンドでやれる。キラ☆キラとか。
キラ☆キラのコピバンは最高に楽しかったが、この記事が自分のコピバンした曲ばかりで構成されそうなので補足として。
なお、曲とは関係ないが、グリーングリーンのシナリオライターは『ゼロの使い魔』で有名な故・ヤマグチノボルである。
④乙女心1000000%
この曲が楽しくないはずがない。
なぜってまずタイトルが既にもう楽しい。卑怯だといってもいい。
だって、1000000%だ。乙女心がだぜ?
いったいどういうことなんだ?
この世に正義はあるのか?
ONE OK ROCKが「完全感覚dreamerがボクの名さ」と謳うのを聴いた時と同じ衝撃を受けた。そういわれれば、こちらも納得せざるを得ない。お前の名前は間違いなく完全感覚dreamerだし、この曲の乙女心は100万%だ。乙女心1000000%の完全感覚dreamerだ。勝てねぇ…。へへへ……勝てねぇよ……。…こんなヤツが隊長だったんじゃ、 …勝てるわきゃねぇやな…。
⑤ECHO
まあ、こういう曲大好きなんですよね。
演奏でいえば、今すぐにでもできるようなシンプルで楽しい曲。ただボーカルは相当にキツそう。
「あえか」って単語をみると、いじめっ子の首を絞める絵をどうしても想像してしまう。
⑥空のつづき
ねこねこそふとの名作、『みずいろ』。その全年齢OVAのOPで、この曲に限れば厳密にはもはやえっちでもゲームでもないが許してほしい。CLANNADはエロゲ。
なんとなくGARNET CROWなんかの往年のビーイング系を彷彿させる一曲である。もうすぐなつがくるね(2回目)。俺の両手はマシンガンだ。
関連してエロゲ原作全年齢アニメのOPといえばShuffle!のYouは間違いなく楽しい。
⑦Distorted Pain
デンカレ。
できる層もやりたい層もある程度限られますね。
福岡の誇るエロゲーブランドがあかべぇとBlack Cycだというのはそれだけで少し面白い。
⑧星団歩行
夜巡る、ボクらの迷子教室 りこ ED 「星団歩行」(Full Ver.)
バンチキ。
一つくらい男性ボーカルを挙げるべきではないのかという義務感が僕を偽らせた。
⑨Bullshit!! Hard Problem!!
類を見ないほど熱いタイトルである。
「全てはゴミ」から始まる歌詞にもその精神性はきちんとBullshitである。
改めてこれ本当に楽しそうだし大学時代にやっておきたかった。1分58秒あたりのキメキメなんて絶対に楽しいよね。
聴いていると生まれたままの姿になって刹那を生きたくなってくる。
終わってしまったあとは無意味でいいと紅緒あずさも言っていた。
カス同然の現象に価値をこさえて
脳まで腐ってくなら とにかく叫べ!
⑩CARNIVAL
最高。
まずCARNIVALというタイトルを冠しておきながらLast Dinosaur似のリフをぶっこんでくる時点で最高だが、曲調に反し歌詞は暗い。作品自体も非常に暗い。
OP映像では開幕とっとこ理沙にぐいっとカメラがパンしてかわいさがどーんする。
「小さな頃に夢見ていたものは、まだ何も知らなかった時代のまぼろしなんかではなくて、いまでも見ることが出来るずっとそこにある変わらないものだった。辛くなるからって無理に忘れてしまわなくても良かったんだ。僕は気付くのが遅すぎた。必要なものを、自分で隠していたんだ。でも、こんな僕でも全てを失ったわけではなかった。」
「世界は残酷で恐ろしいものかもしれないけれど、とても美しい。思えば、そんなこと、僕らは最初から知っていたはずなんだ。」
「出来ることならば、誰も憎まないで生きてください。」
誰も憎まないで生きたいものだね。
以上です。
次書くなら2000年前後邦ロックオルタナバンドについて書きたい。
おまけ
明らかに元ネタがElvis PresleyのJailhouse Rock。
特にバンドでコピーがどうとかは関係ないですが疲れた時に聴くと元気が出ます。